カナダで勉強。卒業まで、ちょっと一生懸命

若者に交じっていろいろ挑戦します!死なない程度に頑張ります!

二兎を追う者は一兎をも得ず、三兎を追ったら。。。

とは、よく言われることですが、それはどう追うかにもよるのでは。どうしても、全部を同じ力の入れ方で追うのは難しいので、追うなかで、どれが一番大切で、難しくなったらどれを切り落とすのかわかっていれば大丈夫では。あまりにも一つに絞り過ぎると滅入ってしまう人もいると思います。私もそうです。


4月に終えた冬の学期に、突然、詩の創作のクラスをとりました。4年生レベルのクラスでもあり、創作中心だとはいえ(分析中心だと読む量が半端ない)やはりそれなりの成績をとるには軽い気持ちでとるようなものではないとはわかっていました。私は数学・コンピューター専攻でそのうえ、選択一般教養はもうすでに終わらせていたので、この詩の創作クラスをとる理由(専攻で卒業にむけての理由)はないわけですが、どうしてもとりたかったのです。友達やアドバザーからも、専攻全部終わらせてからとれば?なんで今とるの?と疑問が多く、「そういう趣味は、専攻が終わってからでしょう」とたしなめられましたが、数学とコンピューターだらけのところに「ポエム」が混ざるのは自分にとって良いことだと確信していたのです。それと、もし専攻教科が危なくなるようなことになれば、悲しいけれども詩のクラスはやめる決意も出来ていました。


終わった今、振り返ってみると、詩の創作のクラスをとったのは成功だったといえます。4か月のあいだには、詩にかまけすぎているようなときもあり、事実、朝起きるとき、夜寝るときは、いつも頭のなかには詩があり。まさに寝ても醒めてもポエム。笑 クラスプロジェクトの小さな詩集を仕上げるときは先生のオフィスと大学の印刷所を往復する日々が続いた。(印刷所のお兄さん、鬱陶しかったでしょうね。どうもありがとう)エッセーを書かなければならなかったときは、「これがなければ数学のテストにもっと時間が割けるのに」などと、自分で選んでおきながら思った時もありました。しかーし、どんな負の気持ちも「詩」を作る材料になり、そうなると気持ちが楽になり、数学・コンピュータサイエンスの勉強にも集中でき、それでいて、その詩を作る時間は「勉強の時間」に数えることができたのです。おかげさまで、今まででも平均して良い成績で学期を終えることが出来ました。それに、必要でない教科が素晴らしい先生のしたでとれるという恵まれた立場にあることへの感謝もかみしめました。(先生は詩人だった。)


それで、というわけでもないのですが、次の挑戦は、三兎を追うことに決めました。
1.今年卒業せずに、副専攻(?)で統計をとる。(数学・コンピュータサイエンス専攻と統計副専攻で卒業ということになる)
2.カレッジのほうでWeb and Graphic DesignのDiploma(2年コース)をとる。
3.カレッジでBusiness ManagementのCertificate(1年コース)をとる。


実はずっとやりたかった統計。詩のクラスをとるために統計はあきらめた、と思ったけれど、やりたいのならやろう。自分で決めてやるなら、ごちゃごちゃ言わずににやろう。それと3のBusiness Managementは、これもまたずっとやりたかった経理が勉強できるので、という理由ですが、「詩を書く」のとは違い、経理を勉強するならそれなりの証明書が欲しい、というわけで、このBusiness Managementの1年コースが大学2年生レベルの経理を学べてCertificateをもらえる一番の近道であります。


では、この1,2,3の中でどれが一番重要か?2のWEGDでしょう。それか、もう本当にそろそろ大学をはっきり卒業したい。というのも結構重要です。最初に言ったように「捨てれる」ものがあるのもいいのですが、私は自分に甘いので、辛い時など、その「捨てれる」という気持ちに気が付いてしまうとすべてが坂を転げ落ちていく場合が少なくありません。なので、この「切り捨てる」という行為は、全滅を防ぐ時だけに使われる手段であるとして、すごく厳重に守られている「警報ボタン」のように扱われなければなりません。そして期限はいちよ2年とします。1年では絶対無理ですので。もしかしたら3年になるかもです。そのへんは調整していきましょう。


実は数学部に入ったとき、「これで卒業したら、もしかしたら私って数学学士の最年長のギネス記録かもしれない」などと思い、いろいろ調べたのですが、ギネスの学士取得最年長は八十何歳かの方で歴史学部(?)卒業でした。学部別ではやらないようです。笑 このまえ日本からのニュースで81才の方が高校を卒業!もっと調べると88才の方とか、戦争や生活苦などで勉強したくても出来なかった方々、本当に尊敬します。私はまだまだ。


よって、自分できめてやるとなったら、メソメソしないで、通信でもオンラインでも寂しくても、ビシバシッ!、やろう!(当たり前。笑)頑張ります。そして、おやすみなさいませ。